台南発祥の意麺。台湾では、どこでも食べれる意麺ですが、台南のはちょっと違います。台南には美味しいお店が沢山ありますが、夜遅く営業しているお店は意外と少ないのです。そんな夜には、地元の人に人気な小社意麺の紹介です。
目次
台南名物、意麺とはどんな麺なの?
意麺は台湾の一般的で、どこでも食べられる、小麦粉と卵から作った細平打ちのちぢれ麺の総称です。ただ、台南の意麺はちょっと違うのです。
台南の意麺は、普通の意麺と違うんです。
台南の意麺は一般的な意麺と違います。
台南の意麺は料理する前に麺自体を揚げておくんです。揚げるといっても、日本のかた焼きそばのような濃い色でも固い感じでもなく、低めの温度で揚げ、さくさくな感じで、麺も白い感じです。
それを麺として利用します。スープに使ってる感じは、普通の麺とちがって、くたっとしていて、独特の食感が有るんです。つるつるじゃなくごわごわ?美味しく無さそうな表現ですね!言い表しにくいんですが、、、食べるとツルッといかなくて、ちぎれる感じ、んー表現が難しい、、、是非食べてみて下さい。
ここも意麺代表のお店です。この中の写真に有るのがまさしく意麺
この意麺がカップラーメンのルーツ?
「台南の意麺がカップラーメンのルーツなんだよ!」って台南の友達が言ってるので、調べてみると、なるほどと思いました。
安藤 百福(あんどう ももふく、出生名呉百福、1910年3月5日 – 2007年1月5日)は、台湾出身の実業家、発明家。日本で「チキンラーメン」と「カップヌードル」を開発し、世界的に普及したインスタントラーメン産業の創始者となった。日清食品の創業者。位階は正四位。勲等は勲二等。
引用 Wikipedia
日清の創業者の安藤 百福さん、元々は台湾人の方で、日本人に帰化した方なんですね!その方、台南の近く嘉義の出身で、その後台南で過ごしていたそうです。なので、日持ちする台南の揚げ麺の意麺をヒントにカップラーメンを開発したという話らしいです。
台南の友達は自慢げにこの話をしていたので、台南では有名な話みたいです。
小社意麺は、飲んだ後に最適な締めのラーメン的なお店です!
「小社意麺」は、夜しか営業してないんです。それもこんなに遅くまで営業しているお店は、海安路の飲屋街ぐらいしかない、深夜までやってる貴重なお店なのです!
海安路の居酒屋でウダウダと飲んだ後、近くのバーでウダウダと飲んだ後と、飲んだ後しか来たことがなかったので、毎回……写真すら撮れる状態じゃなくて、やっと写真撮れたので、記事にできました。
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「小社意麺」は、本当に人気でいつも混んでるんです。特に夜10時以降は常に満員状態。でも皆、原チャリで来て、さくっと食べて帰るか、持ち帰りか?
本当にローカルなお店ですね!
「小社意麺」では当然 麺を食べるのです!
まずはメニューはこんなラインナップです!
「小社意麺」のメニューもお店の雑然とした感じに比べて、いたってシンプルです。
意麺、油麺(普通のラーメンに一番近い黄色麺)米粉(お米の麺)粿仔(きしめんよりさらに平たい麺)饂飩麺(ワンタン)の5種類の麺が有ります。それぞれ、汁有りと無し!それにスープが有ります。後、滷味(ルーウェイ)が有ります。
麺はここで全部作ってくれます。手前の黄色い麺は油麺です。
スープは豚骨だけじゃなく、豚の頭の骨を入れて出汁を取ってるって言ってました。それなのに以外にスープはさっぱりな味です。もしかしたら、物足りない人もいるでしょう!その際は塩、胡椒をどうぞ!
滷味(ルーウェイ)はこんなラインナップ。意外に台湾の人は注文する人が多かったです。
当然、汁ありの意麺を注文しました!
当然、スープが試したくて、スープ有りにしました。
周りは、夏だったこともありますが、スープ有りの注文とスープ無しの注文は半分ぐらいで、びっくりしました!意外にスープ有りじゃない人が多かったからです。
さらっと食べれる優しい味です。これは呑んだ後に最高です。お酒は置いてないので、お酒を飲んだ後の締めにどうぞ!遅くまでやってますから!
あと、お店の人が、凄く優しく対応してくれました。こういう事も、重要ですよね、外国ですから、、、
私、美味しくても、お店の対応が悪い店は載せません。だって、味も重要ですが、嫌な対応されるとそれだけで嫌な感じになりますよね!言葉のコミュニケーションが出来にくいと余計それを感じてしまうので、、
小杜意麵
- 住所 台南市中西區友愛街143號
- 電話 06-220-8789
- 営業時間 16:00~25:00
昼は営業してません!注意して下さい。
すぐ近く、歩いて2分の場所におすすめのお茶屋さん有ります。良かったら一緒にどうぞ!
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コメント
私も台南にいましたが、私が聞いた話では、
日本のインスタントラーメンを模倣して卵麺を油で軽く揚げ、鶏がら出汁のあっさり味でインスタントラーメン風に作ったら軽食として人気が出たという事でした。
そう言われて食べてみると、そんな味がすると思います。
元々、日本のインスタントラーメンも偶然の産物で、意図的に油で揚げた訳でないそうです。
日清の創業者の安藤さんの話は後付の都市伝説だと思います。
写真のメニューに餛飩麺ってありますね、これはうどん由来の麺だし、下のトッピングの写真には竹輪やおでん(=さつま揚げの事)もある。
おでんは台湾でもマレーシア、インドネシアでもODENと呼ぶ、日本由来の食べ物は結構あります。
>トモズーDX
なるほどですね!安藤さんの話は、確かに色々有るみたいですね、、、、、、ただ、台南の英雄みたいです。笑
餛飩麺は、日本で言うワンタン麺のことです。美味しいですよね!おでんは確かに台湾でもおでんと言いますね。マレーシアやインドネシアもそうなんですか?知りませんでした。これからも、色々台湾の情報を発信していきますので、宜しくお願いします。