2015年9月に台北に新しくオープンしたホテル プロバーブズ タイペイ「HOTEL PROVERBS TAIPEI」「賦楽旅居」に早速宿泊してきました。オープンする前から、色々話は聞いていたホテルなので、ずっと楽しみにしていました。
大規模ではない、デザイナーズホテル、ブティックホテルと言われるジャンルですね。台湾の地元企業、グロリアホテルグループが新築で建てたホテルです。プリンスホテルから始まって、デザイナーズホテルは、元カラオケのビルを改装したHOTEL QUOTEが台湾の十月設計の陳瑞憲さんの設計でソコソコ人気になり、今回は新築で、建築から内装デザインまで、陳瑞憲さんの設計。しかもとても便利な場所にオープンしました。
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いきなりタクシーの扉を開けて、名前で出迎えられました。
空港からタクシーで行ったのですが、ホテルの前に到着したら、タクシーまで、スタッフが走ってきて、扉を開けてくれて、名前で「〜様ですね!」「いらっしゃいませ〜」といきなり言われて、びっくりしました。
ホテルの場所は、これ以上便利な所は無いぐらいの場所です。MRTの忠孝復興駅から歩いて5分程度、松山空港からは10分程度で到着です。SOGO百貨店の斜め裏で、色々な飲食店の密集地帯です。便利な場所です。
ホテル プロバーブズ タイペイ「HOTEL PROVERBS TAIPEI」建物はコンパクトですが、密度が濃い!
ホテルの建物自体は、小さいです。12階建ての1Fから3Fまでがパブリックスペース。1Fがエントランスの脇にベーカリーカウンターと、夜はステーキハウスのメインダイニングになってます。
ゲストは、1Fは素通りして3Fに案内されます。3Fロビーフロアとカフェバーがあります。4F以降が客室の構成です。
3Fに案内されて、チェックインしました。いわゆる受付的なカウンターはありません。お茶かコーヒーをもらって、ラウンジソファーでチェックインです。しかし、他の人もいた事もあって、狭いスペースなので、ちょっと落ち着かない雰囲気です。ただ、デザインは1Fからの吹き抜けが3Fまで来てるので、抜け感があること、カフェの天井がまた吹き抜けてて、空間に抜け感があるので、狭いですが空間的には面白い雰囲気ができてると思いました。
逆サイドはレストランのエントランスゾーン。思ったより狭いです。
エレベーター前の空間
狭いのをミラーで壁、天井に仕上げてカバーしてます。
3階に到着するとこんな感じです。
レセプションがここなんですが、本当に狭い。チェックアウトの混雑時、どうしても対応が悪くなりそう、、、
この、レセプションの反対側は、カフェバーになっており、夜は外からの人で結構な賑わいです。
夜は、インテリアデザインが良い感じで、イケテル感がありますよ!
オープンしたてでも、早いもの好きな若者で夜の小さいバーは結構賑わってました。
デザインは、クラシカルなディテールに、モダンなエッセンス。そして、インダストリアルなマテリアル。
デザインは、良い意味での陳瑞憲さんワールドです。クラシカルなディテールに、モダンなエッセンス。インダストリアルなマテリアルたち、、、、それにエロチックな雰囲気。今っぽさ、艶ぽさのある独自な雰囲気が有ります。こういうデザインって、それっぽくしようとすると、チープなイヤらしさになってる場合が有るのですが、しっかりとした、ディテールとマテリアルで、上質感を充分出してると思います。
ただ、あえて言わせてもらうと、最近の仕事の流れから、ぐっと突き抜けた感じがないんですねー。陳瑞憲さんのデザインをよく知ってるわたしからしたら、チャイナエアラインの新しい桃園ラウンジのプロジェクトもですが、何だか、今回も同じ感じだなーと印象も受けました。
ただ、陳さんの独自のこの空間感覚はいつもさすがだなーと感心させられます。もっと積極的にアピールしていけば、アジアの代表的なインテリアデザイナーになると思います。
次は部屋編に行きます。
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