台湾人の鍋好きには、驚かされます。本当の文化です。小籠包なんかは、みんな普段は食べないのに、鍋はよくみんな食べに行きます。
日本だと「火鍋」というと辛い鍋のことだと思いますが、台湾では一般的な鍋のことを「火鍋」といいます。そして辛い鍋のことは、「麻辣火鍋」(マーラーフォーグォ)と言います。
台湾人は、昼から鍋、一人でも鍋、夏でも鍋、そして食べ放題でも鍋、ですからね!
台湾では寒い時はもちろんですが、真夏でも火鍋は人気です。本当に昼から、鍋をたべますからね。一人用火鍋屋さんから、食べ放題火鍋屋さん、高級店と様々な火鍋屋さんがあるのも台湾の良いところだと思います。それに色々な特徴のある火鍋屋さんがあります。若いヒトから、年寄りまで、みんな大好きなんです。
夏はガンガンにクーラーが効いたところで火鍋を食べるのでが、台湾流です。
目次
台湾に行ったら、1度は火鍋を食べなきゃダメなんです!で火鍋なら、まずは名店の「老四川」がオススメです
台湾・台北で有名な火鍋屋さんと言うと、色々名前が上がってくるのですが、台湾の友達に聞くと、もうホントうるさいぐらい色々話が有りますので、、、、あまり聞きません。
で、台湾・南部の高雄のお店のこちら「老四川」と台湾中部の台中の名店「鼎王麻辣鍋」が2大高級有名火鍋店と言っても良いでしょう。当然、色々と火鍋の有名店は有りますが、チェーン展開してる高級店でとにかく人気なのが、この2大チェーン店です。料金も大体同じくらいの価格設定です。
平日でも、寒い時期は行列してますので、必ず予約してから行きましょう!
寒い季節なら平気で、1時間以上も並ぶことが平気で有りますから、予約は必ずしましょう。
到着してから、ホテルの人にお願いするのも良いです。当日でも、時間をずらせば、予約が入ることが多いです。以外に遅くまで営業してます。金曜夜、土曜日夜は特に混みませから、注意して下さい!
ちなみに、ローカルで辛く無い鍋の私のオススメはこちらです。
こちらもオススメ!お1人さまでもオーケーなお店です。
老四川の店内は、チェイニーズスタイルの王道です
これぞ、チャイニーズスタイルな店内のインテリアです。高級感もそれなりにあり、落ち着いて食事できます。夏はガンガンエアコンが効いてますので、注文が必要です。
入口もこんなクラッシックな外観です。
受付は写真を見ると、ごちゃごちゃしてますね!
火鍋屋さん「老四川」では何をどう注文して、どうやって食べればよいの?麻辣火鍋は必ず食べてください!
まずは、料金と仕組みの説明です
金額は、鍋の基本料金(鍋底費)は1人120元×人数分 それにグループで最低650元注文しなければなりません(最低消費金額と台湾では言います)その合計にサービス料10%が掛かります。
以下がその料金に入ってるので、安心して下さい。
- スープの中の鴨血(ヤーシェ)と豆腐は食べ放題
- お通し小菜(小皿のきゅうりとかピーナッツとか)
- 川味涼粉(チョァンウェイリャンフェン)四川風春雨サラダ
- お茶(選べます)
- デザートのかき氷
かき氷は、イチゴとパッションフルーツが選べます。
私も大好きな「川味涼粉(チョァンウェイリャンフェン)」四川風春雨サラダとメニューには書いてますが、サラダと言うよりは、ビールによく合うおつまみです。ピーナッツと角切りの太めの春雨が美味しいです!
ビールに合いすぎで、いつも一人で食べすぎます!笑
そして、スープを選びますが……一択です。
まずはスープを決めるんですが、もう1択しかありません!「鴛鴦鍋」(ユアンヤンフォーグオ)の2種類のスープが入ってるものにしましょう!指差しで構いません。これこれで大丈夫です。
スープの辛さが選べます。最初は、一番辛くない小辣(シャオラー)にしましょう
2種類のスープの鍋は「鴛鴦鍋」(ユアンヤンフォーグオ)と言います。麻辣鍋と養生白味鍋の2種類が味わえます。
麻辣鍋のスープは本場四川の味わいです。
せっかく台湾に行くなら、本場の漢方が効いた辛い赤いスープの「麻辣鍋」基本ですね!
本場四川の味わい「三香三椒三料.七滋八味九雜」が楽しめるスープです。辛いだけではない、奥深い味わいが楽しめます!
- 三香とは、ネギ、ショウガ、ニンニク
- 三椒とは、トウガラシ、胡椒、花山椒
- 三料とは、酢、豆板醤、もろみ
- 七滋とは、酸味、甘味、苦味、辛味、しびれる辛味、しょっぱ味、香り
- 八味九雜とは、四川の代表的な調味料の味わいです。魚香(魚の調味料)、麻辣(痺れる辛さ)、酸辣(トウガラシの発酵させた調味料)、幹燒(すっぱあまい調味料)、辣子(トウガラシ)、紅油(トウガラシ油)、怪味(かいみ味)、椒麻(ゴマの調味料)、その他の味わい
どうでも良いですが……「怪味(かいみ)」って知ってますか?
怪味は味覚ではなく、タレのことです!どんな味か?
「怪味」は、四川料理に使われるタレの一種です。 材料は、練りごまが加工されて出来る芝麻醤(チーマージャン)や、山椒との師弟関係を疑わせる花椒(ホァジョー)、豆板醤(トウバンジャン)、ごま油、醤油、砂糖、酢、ショウガ、ニンニクなどなど。 果たしてこれがどんな味か、想像できますか?
養生白味鍋のスープはさっぱりのようで、漢方や薬草が入ったコクがあるスープです。
薬草、漢方が入った白いスープは「養生白味鍋」といって、クコの実、朝鮮人参などの漢方薬に使われるものがいっぱい入っています。ニンニクもいっぱいです。サッパリスープですが、これも美味しいです。
野菜はこちらに入れて食べましょう!
次に具材を選びますが、ポイントは頼みすぎないこと!当然、後で追加もできます!
具材は、日本の鍋と変わらないので、肉、野菜、練り物、好きなものを頼んで、どんどん入れて食べましょう!
日本語メニューも有りますので、問題無しです。
入れ方のルールなんかは有りません。ただし、野菜はスープと油を吸うので、辛い鍋の方には入れすぎないほうが良いです!
鴨血(ヤーシェ)と豆腐は食べ放題です。スタッフに言えばすぐ持ってきてくれます!
最初は、私も鴨血(ヤーシェ)苦手だったんですが……今では、「これ食べないとマーラーフォーゴーじゃないじゃん!」と思えるまでに立派に成長しました。笑
沸騰する前に具材は入れないようにしましょう!辣油まみれになります。
辛かったり、油っぽさを感じたら……この方法もオススメです
辛かったり、油が強すぎたら、すくって鍋の油を取ってしまいましょう!いつも私たちは後半はそうして食べます!
沸騰したら具材を入れます。辛い方には、あまり野菜は入れません!油を吸って辛いです。
タレは、2種類ありますが、何もつけなくても十分美味しく食べれます。
でも、そのままが、一番美味しいです。少しパクチーを入れて食べるのが好きなんです。
お肉以外は、意外とボリュームが有りますので、追加もできます。頼みすぎに注意しましょう!
デザートは、かき氷を!2種類から、そして練乳有り、無しを選べます!
イチゴの練乳有りバージョンです。
パッションフルーツの練乳掛け!辛いもの食べた後の、酸味と甘さが、幸せなんです。
台北グルメ麻辣火鍋のオススメのお店「老四川」のまとめ
台湾に行ったら、小籠包も良いですが、火鍋も本当にオススメです。昼は小籠包で夜は火鍋なんて最高ですね!おすすめです。辛いのが苦手でも、2つの味なので、大丈夫だと思います。
でも、食べ過ぎには注意ですね!……ぺろり
4名以上で行くと、色々と具材が楽しめてオススメですが、2名でもたくさん頼まないようにすれば、大丈夫ですよ!
寒い季節の週末は必ず予約が必要です!台北市内には2店舗有りますので、ホテルの人に両方確認してもらいましょう。
「老四川」現金のみ利用可能です。クレジットカードは使えません!注意が必要です。
老四川(長安東路店)
老四川(南京店)